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長編小説 「永別了香港」第十章

 物語もいよいよ大詰め。
 大岩英輔がココム違反で逮捕され、八百善社長、吉川真一郎も事情聴取された。香港でのイベントは中止となってしまった。我社の社員達は全て去り、独りとなった。引っ越し準備の最中、ひょっこりジャクソンが渋谷の事務所を尋ねてきた。自宅の四畳半で再起をかけた活動が始まった。聖子も義昭を連れて戻ってきた。 香港で加藤が亡くなったと聞くと感慨無量。
 会社の業績は、しゃにむに働いた結果、何とか改善されてきた。時間的に少し余裕の出た「私」はアルバイトでCNNの編集会社に出入りすることになり、そこで中国、香港から送られてきたアニーのレポートを偶然見ることになった。
 天安門事件直前、アニーが当局の検閲を何とかすり抜けて送ってきた北京大学の寮からの緊迫のレポートや、香港のハッピーバレーで実施された民主コンサートのレポートは出色だった。
 天安門事件直後アニーは、同胞の死を悼み、香港から渾身のレポートを送り続けた。しかしアニーはそれらのレポートを最後にCNNテレビの前から、香港から姿を消した。講読はここから http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/85501/sort/8d/
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